子供にお手伝いをしてもらおう
してもらう理由
小さい子供にお手伝いをしてもらうのは、決して親が楽をしたいからではありません。
子供を持つ親ならばご存知の通り、子供にお手伝いをしてもらうといつもの2倍くらい時間がかかります。
自分でしたほうがよっぽど早く、当たり前ですが質も高い。
では何故お手伝いをしてもらうのかと言うと、子供にとって良いことが沢山あるからです。
例えばこんなことが言われています。↓
①親子のコミュニケーションが増える
②自信がつき自己肯定感が高まる
③試行錯誤し考える力がつく
④生活習慣が身に付き自立心が高まる
⑤家族の一員としての意識から責任感を育む
⑥手先の刺激になる
他にも料理を一緒にすれば食欲が増したり、掃除を一緒にすれば汚すことが少なくなったりと良いことばかりです。
気を付けること
「子供が楽しく一種の遊びとしてお手伝いできること」が大切です。
①早く!など急かさず見守る
②多少汚かったりしても大目にみる
③強制しない
④たくさん褒める
「ありがとう!いつも助かっているよ。おかげでキレイになったよ。気持ちいいね。」などなど。
お手本としてやってみせて、細かいことも分かるように説明し、子供がしているのを見守り、そして褒めてあげましょう。
「やってみせ 言って聞かせて させてみて ほめてやらねば 人は動かじ」は山本五十六さんの言葉ですが、これは大人相手でも子供相手でも言える事ですね😊
年齢別お手伝いの内容
こちらは前回書いた記事で、1歳から8歳までの年齢別のお手伝い表が載っています。↓
我が家ではこれを参考に子供たちにお手伝いしてもらっています。
我が家のお手伝い
我が家には3歳と1歳の男の子がいます。1歳の子はお兄ちゃんにくっつきながら見様見真似でお手伝い(もどき)をしてくれます。
以下が3歳の長男の普段のお手伝い内容です。↓
料理
子供との料理は週末にすることが多いです。
一緒に作るのはカレー・シチュー・ハヤシライス・ビーフシチューなどルーを使うものがほとんど。
①野菜洗い
②野菜の皮むき
③野菜を切る(まだ親がほとんどフォローします)
ホットケーキやクッキーもたまに作ります。
④卵を割る
⑤粉を混ぜる
食事の準備・片付け
①食後の食器運び
②お箸並べ
③テーブル拭き
収納・ごみ捨て
①おもちゃのお片付け
おもちゃは細かくは分類せず「乗り物系」「おままごと系」「楽器類」「パズルや積み木類」など大きなカテゴリーでこちらの箱に入れています。↓
細かいルールがないと子供でもお片づけしやすいようです。箱の中がぐちゃぐちゃな時もありますが良しとします。
②ゴミをゴミ箱へ
掃除
①廊下の拭き掃除
②窓・網戸の拭き掃除
③玄関の拭き掃除
拭き掃除は雑巾にアルコールを含ませてすると、子供でも拭きむらや跡が付きづらいです✨
④洗面台掃除
⑤寝具掃除(コロコロ)
⑥布製品に除菌スプレー
洗濯
①洗濯機に洗剤(ジェルボール)を入れ、籠から洗濯物を洗濯機に入れる
②洗濯機のボタン操作をしてスタート
③自分のズボンとTシャツ、パンツなどを干す
このように5枚~8枚程度洗濯物を渡し、小さなハンガーに干してもらっています。↓
④乾いた服をたたみ、収納する
キレイにたためていなくても気にしません。自分で出し入れしやすいように子供専用の衣装ケースを用意しました。↓
上段はパンツと靴下、中段はTシャツなど上の服、下段はズボンです。
その他
①玄関の靴をそろえる
②花の水やり
③自分の服を選ぶ
毎朝服をこのように出して好きな服を選んでもらっています。
④自分で服を着る・帽子をかぶる・リュックを背負う(幼稚園準備)
⑤ 脱いだ服などは洗濯籠に入れる
このようにリストにすると多く感じますが、毎日はしないものもあり、実際はそんなに時間は取られていません😊
子供が嫌がったらどうするか
子供が嫌がったら我が家の場合は強制しません。
中学生高校生になって嫌がる場合も、能力が付いていればほとんどしなくて良いと思っています。
ただ一人暮らしなどをした時に、唯でさえ環境の変化に対応しなければならない中で家事に時間を取られすぎては本人が困るので、基本的な家事能力はつけて欲しいなと思っています。
月に1度くらいは「将来自立するための予行練習」という事で家事をしてみてもらうのも良いかもしれません😊
子供に手伝ってもらう理由が「親が楽をしたいから」にはならないよう今後も気を付けていきたいです。
今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪