公立幼稚園の特徴
公立幼稚園は文部科学省が告示する幼稚園教育要領や指示に基本的に従うので、私立幼稚園ほどは園ごとに教育内容が変わらないのが特徴です。
もちろん幼稚園ごとのカラーはあるでしょうが行事内容はさほど変わらず、お勉強よりも泥んこ&のんびり園が多いでしょう。
知識面でのお勉強はありませんが、季節の野菜を育て収穫して食べたり、季節ごとの製作や年中行事、基本的な生活習慣の練習、地震訓練や交通教室、遠足や運動会、お遊戯会などで働きかけながら、小学校入学までに幼児に求められる基本的能力を身に付けることを目指します。
公立幼稚園は体力向上のため基本的に徒歩通園ですが、遠い方は自転車や車も使用されています。
お昼はお弁当持参。希望者に向け週1〜2ランチデーを設けている園も多いようで、特に年長組は小学校給食の練習のため利用する率が高いです。
また、公立幼稚園は先生の人事異動が多く、私立のように卒園後数年して担任してくれた先生に会いに行くことはできません。
保育時間は基本的に9時から14時までですが、17時まで預かり保育をする園が増えてきました。
幼稚園無償化により、公立幼稚園の実質負担額は月1000円〜2000円となっています。就業している場合預かり保育も無償化の対象になります。
ある公立幼稚園の4月の保育内容
息子が通っている公立幼稚園の4月保育内容はこのような感じです。↓
*入園式
*始業式(入園式の翌日)
*親子交通教室
*離任式(離任式される先生の見送り)
*家庭訪問
(家庭訪問は5分の先生もいれば20分ほど滞在された先生もいました。いずれも玄関先で、1番の目的は家の場所を把握することのようです。)
*年中・年長お弁当&午後保育開始
(始業式のおよそ1週間後〜。年少はまだまだ午前保育です。)
*4月のお誕生会
*地震避難訓練
*夏野菜(トマト・ズッキーニ・なす・ピーマン)の種まき
*こどもの日お祝い会
(端午の節句はゴールデンウィーク中なのでお祝い会などは4月中にしてくれます。皆で鯉のぼりを揚げたり作ったり、お話を聞いたりするようです。
ちまきは以前は園で食べることができましたが、現在は誤嚥を防ぐため文部科学省から食べないよう指示があるそうです。残念。)
4月は園児達が新しい環境に慣れることが1番の目標ですね✨園の門で大泣きする年少さんが毎年とっても可愛い風物詩。
以上、公立幼稚園についてでした。最後まで読んでくださりありがとうございます😊