切り花で知育
「植物を育てると子供に良い影響を与える」ということは周知されていますが、植物を育てるのが苦手な方もいると思います。
「植物を育てること」とは違う刺激になってしまいますが、「切り花」でも子供に十分よい刺激を与えることができます。
この記事では我が家の「切り花知育」をご紹介します。
生花を楽しむ
長男が花好きなので、我が家は花束が安く売られている時などには購入するようにしています。
この時は「ガーベラ・かすみ草・カーネーション・薔薇・ヒペリカム」の花束。
確か400円しませんでした。
花を買ったら子供に花の名前を教えたり、花の匂いを嗅いでみたり、蕾や実を探したり、実際に花や葉を優しく触ってみたりします。
「花は水がないと元気がなくなってしまうよ」「茎が水を吸って花を元気にしてくれるんだよ」とお話したり。
散歩中に野草を見つけながら話すのも楽しいですが、華やかな切り花を前に話すのもいつもと違って面白いです。
ドライフラワーにする
数日生花を楽しんだ後は、一部をドライフラワーにします。
シリカゲルなどを使ってつくるのではなく、専らハンギング法(逆さに吊るすだけ)です。
キレイにつくることが目的ではなく、花が水分を失っていくとどう変化するのか観察することが目的です。
見上げればいつでも見れるように、リビングに吊るしています。↓
こうしていると、こちらから働きかけをせずとも自分で観察してくれます。
下から覗く花が新鮮らしく、長男も次男も下に寝転んで眺めています。
花瓶に挿したままにしてある花と比較すると面白いです💐↓
上は吊るして3日目。花も茎も細くなってきました。 下は水に入れていたものです。
こちらが吊るして2週間ほど経ったもの。↓
長男は色の変化にも驚いていましたが、花がとても軽く小さくなることに1番興味を持っていました。
ドライフラワーで工作
できたドライフラワーで最後は工作します。
瓶に適当に詰めてみたり、ドライフラワーの花束を作ってみたり、なんちゃってハーバリウムにしたり、アロマワックスバーを作ってみたり。
なんちゃってハーバリウムの作り方
右がハーバリウムです。
このハーバリウムはベビーオイルを使っています。
100円均一に1袋あたりの量は少ないですがハーバリウム専用オイルがあるので、透明度や持ちを気にする方は専用オイルをおすすめします。
なんちゃってハーバリウムの作り方
①好きな蓋つき瓶に花をつめる。
(ピンセットや割り箸で適当に)
②オイルを瓶のふちを沿わせて流し入れる
③気泡が出るのを待って蓋をする
完成!
左のカーネーションは染めたものなので、オイルに浸すと色が抜けてしまうかなと思い瓶に詰めただけのもの。
なんちゃってアロマワックスバーの作り方
こちらは家にあった材料で適当に作ったアロマワックスバー。所謂サシェです。↓
アロマワックスバーは高温で3歳児には危険すぎるので、私がつくって子供に見せるようにしています。
なんちゃってアロマワックスバーの作り方
①アロマキャンドルをカッターで適当に刻む
(火をつける紐や土台などは外す)
②重ねた紙コップに入れレンジで溶かす
(何回かに分けて、様子を見ながら)
③好きな型に入れる
(クッキー型の場合、漏れないように工夫が必要です)
④白くなってきたらドライフラワーを入れる
⑤完全に固まる前にストローで紐を通す穴を開ける
⑥固まったらゆっくり型から外す
⑦麻紐やリボンを通す
完成!
アロマワックス バーは火傷などに気をつけて、自己責任でお願いします。
100円均一にあるアロマワックスバー専用型には最初から紐を通す穴がありますよ😊
切り花は寿命が短いですが、こうして最後まで活用することで物を大切にする気持ちも芽生えてくれたらと思います。
今回は我が家の「切り花知育」をご紹介しました。
数百円の花束でおよそ一ヶ月楽しめる「切り花知育」おすすめです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました😊